BMW最後のFRコンパクトホットハッチ

現行BMW 1シリーズ(F20系)は、このクラスで唯一のFRレイアウトを採用していて、前後ほぼ50:50の理想的な重量配分を実現するなど、BMWのエントリーモデルでありながら、特別な存在感を放っています。

そう、走りに拘るBMWらしく、エントリーモデルといえども一切手抜きはありません。

近々、フルモデルチェンジが行われFFになるようなので、「BMW最後のFRコンパクトホットハッチ」と言えます。今が新車で手に入れる最後のチャンスなのは間違いないところです。

現在、1シリーズに搭載される新世代モジュラーエンジンは、全てBMWツインパワー・ターボ・テクノロジーが採用され、3.0L直列6気筒DOHC(B58B30A)を頂点として、2.0L直列4気筒DOHC(B48B20A) 、1.5L直列3気筒DOHC(B38B15A)の3種類のガソリンエンジンと2.0L直列4気筒DOHC(B47D20A)のディーゼルエンジンがラインナップされています。これらエンジンに組み合わされるトランスミッションはすべて8速オートマチック(ステップトロニック付き)となっています。

個人的には、2.0L直列4気筒DOHCを搭載した120i M Sportsが好みなのですが、残念ながら、このエンジンを搭載する120iシリーズは受注生産となっています。このことからも、F20系はモデル末期ということが分かります。

1.5Lでも、BMWツインパワー・ターボ・テクノロジーにより最高出力136ps/4,400rpm、最大トルク22.4kgm/1,250~4,300rpmを発生するため、普通に乗るならこれで十分と言えます。

3気筒ということで、振動や騒音が気になるところですが、今の技術の凄いところでデメリットは全く感じられないどころか、加速する時などは胸のすくエンジン音を聞かせてくれます。このあたり、さすがエンジンメーカーBMWの面目躍如といったところでしょうか...

次期1シリーズはFFになるそうですが、走りに拘るBMWがこれまでのFFの概念を覆すどんな新しい技術を見せてくれるか、今から楽しみです。

☝118i M Sport Edition Shadowです。Edition Shadowは、ほかに118d M Sport Edition ShadowとM140i Edition Shadowがラインナップされていますが、120i M Sportには設定されていません、残念⤵

☝120i M Sportはこんな感じになります。いいね !!

☝ドイツ本国では、3ドアハッチバックもラインナップされています。リアクォーターウインドウのグラフィックが美しいです!

日本では、需要が見込めないからインポーターも導入に踏み切れないのでしょうね !?

☝ドイツ本国では、3ドアハッチバックにもM Sport 仕様があるのかな?って、調べてみたらやはりありました。動画は118i M Sport Shadow Editionです。

YouTube/BMW 118i M Sport Shadow Editionより

☝フロントバンパー左右のエアインテークにシルバーの縁取りがあるのが、M140iとなります。

☝ドイツ本国では、3ドアのM140iもラインナップされます。

5ドアと3ドアのツーショット。

☝インストゥルメントパネルはこんな感じで、BMWらしくスポーティーです。

☝BMWは走ってる姿がカッコいいです!

☝止まっててもカッコいいかな!

☝120iに搭載される2.0L直列4気筒 BMW ツインパワー・ターボ(B48B20A)は、最高出力184ps/5,000rpmと最大トルク27.5kgm/1,350~4,600rpmを発揮します。

☝M140i に搭載される3.0L直列6気筒 BMW M Performance ツインパワー・ターボ(B58B30A)は、最高出力340ps/5,500rpmと最大トルク51.0kgm/1,520~4,500rpmを発揮します。

3ドアを少しローダウンすれば、ほらこんなにカッコ良くなります。

☝前期型もローダウンで決まります!

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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