AUDI WORLD

アウディはフォルクスワーゲングループに属していますが、1980年代にセンターデフを持つフルタイム4WDシステムを採用した「quattro」がWRC(世界ラリー選手権)を席巻し、その名声を欲しいままにしたことや、1994年に発表された初代A4(B5)が世界的な大ヒットとなったことなどから、ブランドイメージ性を飛躍的に高めることに成功し、メルセデスやBMWと肩を並べるまでになりました。今は、品質面ではメルセデスやBMWを超えているとまで言われています。

フォルクスワーゲングループに属しながらも、都会的なイメージで独自性を確立し、フォルクスワーゲンとは一線を画したクルマ造りすることで多くのファンを魅了しています。

シリーズ中、最も美しいモデルは初代A5 Coupeと言えるでしょうか...

デザインを担当したのは日本人の和田智氏と言われています。

それまでのアウディには無かった流麗なスタイリングで見る者の目を奪います。

個人的には、これまでに発表された全てのメーカーのクーペの中でも最も綺麗なクーペだと思っています。私の友人に言わせると、「最も美しいのはプジョー406クーペだ」と主張して譲りませんが、単に好みの問題ですね !!

アウディには、メルセデスのAMGやBMWのMシリーズのようなスポーツモデルに当たるSシリーズやもっとパワフルなRSシリーズが用意されています。

Sシリーズはさりげなくスポーティーですが、RSはシリーズは見る者を圧倒する迫力があります。

最近では、ハイブリッドやEVのe-tronを発表するなど近未来的なデザインのアウディの世界を繰り広げています。

☝A5 Coupeの最大の見せ場は、このサイドプロポーションだと思います。

 これは、S5です !!

☝RS5、白だとこんな雰囲気になります。

☝同じくRS5、黒だとこんな感じ。

☝ガンメタリックのS5だとこんな感じになります。

バットモービルのような雰囲気があると思いませんか?

☝今では違和感無くなった「シングルフレームグリル」、アウディのアイコンとなっています。ちなみにこの画像はS5となります。

RSがどれくらい凄いかといいますと、エンジンスペックを見ればよく分かります。

ノーマルのA5が、直4 2.0L ターボで最大出力252ps/5,000~6,000rpm、最大トルク37.7kgm/1,600~4,500rpm、S5がV6 3.0L ターボで最大出力354ps/5,400~6,400rpm、最大トルク51.0kgm/1,370~4,500rpm、RS5がV6 3.0L ターボで最大出力450ps/5,700~6,700rpm、最大トルク61.1kgm/1,900~5,000rpmとなっていて、RS5のモンスターぶりが一目瞭然ですね!

S5とRS5の外観上の違いは、前後フェンダーの形状にあります。画像では分かりづらいですが、ブリスターフェンダーになっているのがRS5です。

☝初代A5 Coupeにはこのデザインのホイールが良く似合います ‼

☝見るものを圧倒する「シングルフレームグリル」、高速道路でこの顔がバックミラーに映ったら、すぐに道を譲りますよね !!

☝RS3 Sedanです。この「こわもて」の顔がRSの魅力です!

☝フォルクスワーゲンとアウディのチューナーであるABTのS3もいい感じです!

☝Q4 e-tron concept、EVです。

☝EVなので、動力系のコンポーネンツがシンプルです。

☝市販型のe-tronです。

☝Audi Sport quattroです。4WDでその名声を欲しいままにしたアウディですが、このモデルはショートホイールベース化で操縦性に難があったと言われています。

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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