BMW M2 Coupe

現行のBMWのラインナップの中ではM2Coupeが一番のお気に入りです。

何と言っても、全長4,475㎜×全幅1,855㎜×全高1,410㎜のサイズ感がいいです。時代の要求でBMWもボディサイズが大型化し、コンパクトでカッコ良かったE46のM3Coupeも今ではM4Coupeと呼ばれ、全長4,685㎜×全幅1,870㎜×全高1,385㎜にもなっています。M2CoupeとM4Coupeの全幅が15㎜しか違わないのはM2 Coupeがリアに265/35R19のファットなタイヤ(ホイールは10J×19 Mライト・アロイ ダブルスポーク スタイリング437M 鍛造)を履くためにフェンダーが大きく張り出しいるからだと思われます。このフェンダーの張り出しが、ノーマルの2シリーズCoupeでは脆弱に見えたエクステリアがM2Coupeでは見事にバランスが取れて、小さくても存在感のあるものとしています。M4Coupeでさえ標準では275/40ZR18と幅では1サイズ太いものの、ホイールの直径は18インチ(10J×18 Mライト・アロイ Vスポーク スタイリング513M 鍛造)と逆に小さいから面白いですよね。

搭載されるエンジンはBMW伝統の3.0Lストレート6 DOHC Mツインパワー・ターボ(型式N55B30A)で、最高出力370ps/6,500rpm、最大トルク47.4kgm/1,400~5,560rpmmを発生し、7速DCT仕様、6MT仕様とも同スペックとなっています。

最近M2Competitionが発表されましたが、このモデルではM3やM4に搭載されているS55B30ユニットに換装され、最高出力410ps/6,250rpm、最大トルク56.1kgm/2,350~5,230rpmmの高スペックを誇っています。残念ながらこれまでのM2Coupeは無くなり、Competitionだけになってしましました。

気になったので、M4Coupeの最新スペックを調べてみると、、標準で19インチのホイールになっていました。また、M4CoupeにもCompetitionモデルがラインナップされており、こちらは20インチのホイールが標準装備されていました。

気になる車両重量は、M2 CoupeがDCT仕様で1,580㎏、MT仕様で1,560㎏、Competitionが1,610㎏となっています。

M2のカタログを開くと、E30のM3と一緒に写っていることから、BMWもE30、E36、E46のM3の後継はM2と捉えているのではないでしょうか。

前回のPORSCHE964で書いた964や993は、今では遠い存在となってしまいましたが、M2 Coupeが数年後に価格が手頃になった時には、ぜひ手に入れたいと思います。PORSCHE964の時もそうであったように、タイミングを逃すと二度と手に入れられなくなることには懲りていますから...

☝ノーマルの2シリーズCoupeとは異質の迫力があります。写真で見てもこの迫力、実物を見れば圧倒されます。ヘッドライトは獲物を狙う猛禽類の目のように感じるのは僕だけでしょうか !?

☝このギュっと凝縮された塊感が堪りません。

☝リアからの眺めも、文句のつけようがありません...

☝張り出したフェンダーとMライト・アロイ ダブルスポーク スタイリング437Mとのバランスは見事というほかありません。このホイールのデザイン好きなんですよね !!

☝フロントフェンダー後部のスリットにさりげなく「M2」のロゴが入ったモールが付きます。BMWでは、「サイド・ギル」と呼びます。

☝M2 Competitionです。現在、BMWジャパンのM2 Coupeのラインナップが、このCompetitionだけになってしまったのは残念です。

☝Competitionを斜め後ろから見たところ。

☝Competitionを真横から見たところ。ホイールは、19インチ Mライト・アロイ・ホイール Yスポーク・スタイリング788M 鍛造を履きます。

☝N55B30Aユニット!

☝S55B30ユニット、カーボン・ファイバー強化樹脂(CFRP)製ストラット・ブレイスでフロントの剛性を大幅に高めています。

その質量は、1.5㎏という驚きの軽さです。

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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