USED CARに見る 気になる物件 914編

PORSCHE 914は、912の後継となるPORSCHE のエントリーモデルとして、1970年に発売されました。発売当初は、VOLKSWAGEN社製1.7リッターFLAT4エンジンを搭載した914とPORSCHE 911Tと同じPORSCHE社製2.0リッターFLAT6エンジンを搭載した914/6の2グレードが用意されていました。最高出力はそれぞれ80馬力と110馬力となっています。

ちなみに、914はカルマン社で、914/6はシュトゥットガルトにあるポルシェ社の工場で製造されました。

休みの日に914のUSED CARを見ていたら、初期型の雰囲気がなんともイイ感じの1台が目に留まりましたのでご紹介いたします。

★この物件は、東京都板橋区赤塚新町のAPPEAさんで販売されています。(2024.2.25現在)

お問い合わせはこちらから、https://appea.co.jp/

☝ポップアップヘッドライトを点灯した時のフロントマスクが愛嬌あって好きです!

PORSCHE では「リトラクタブル」ではなく「ポップアップ」ヘッドライトと呼びます。

1974年式 走行6.8万km 車両本体価格835万円(税込み)

☝911とは違いますが、これはこれでカエルの表情になっていると思いませんか?

☝この初期型のクロームメッキ加工のアイアンバンパーは、探してもなかなか見つかりません。しかもこんなに程度の良い個体が販売されることは滅多にありません!

73年以降は、バンパーのクロームメッキ部分がマットブラックになり、75年には全面がラバーで覆われ、フォグランプは四角形に変更されます。

☝私の大好きなスチール製ホイールにスチール製キャップの組み合わせです!

この角度から見ると、ホイールベースが長く、前後のオーバーハングが短いミッドシップレイアウトの特徴がよくわかります。

☝後ろから見るとこんな感じです。エンブレムがゴールドなのは72年モデルまでということらしいです。

☝間近で見ると、結構抑揚のあるボディラインってのがわかります。

☝デタッチャブルトップ(タルガトップ)になっていて、グラスファイバー強化プラスチック製脱着式ルーフはリアのトランク内に収納できます。この頃のクルマはクロームメッキ部分の多くは金属製です。ドアノブの形状がとてもお洒落なんです!

☝内装はこんな感じで、シンプルでありながら結構スポーティーです。5速マニュアルトランスミッションを搭載しています。

☝パワーユニットはベーシックな1.7リッターのFLAT4、バルブ機構はOHVを採用しています。80hp/4900rpm(DIN)と非力なパワーながら、車両重量がおよそ900㎏と軽量なので軽快に走ります!

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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