Smart Roadster
こんなに小さくてカッコいいRoadsterってほかにあるでしょうか?
特に、真横から見た「シャンパンリミックスメタリック」のRoadster Coupeのスタイルには惚れ惚れします。
それに加えて、3穴のスリースポークのホイールがやたらとカッコいい...
Smart Roadsterは、1999年のフランクフルトショーで初公開され2003年4月に発売されました。Smart City Coupe(fortwo)をベースとしていますが、Smart City Coupeが可愛らしさを追求したことに対して、RoadsterとRoadster Coupeは見るからにスポーティーさ、カッコよさを追求したデザインとなっています。
面白いのは、RoadsterとRoadster Coupeでタイヤサイズが異なること。Roadsterは、185/55R15、Roadster Coupeが205/45R16とRoadster Coupeの方が幅、径とも大きくなっています。このサイズが異なるお陰で、前述のカッコいいスリースポークのホイールが誕生したのかもしれません...
さらに詳しくRoadsterとRoadster Coupeの違いを説明しますと、Roadsterは電動キャンバストップ、Roadster Coupeは2分割のデタッチャブルトップとなっており、どちらも両端のフレームを取り外すことができます。Roadster Coupeは、リアハッチがガラス製でリアサイドウインドはポリカーボネート製となっていることから、車両重量はRoadsterの790kgより20kg重い810kgとなっています。しかしながら、Cd値はRoadsterの0.41に対しRoadster Coupeは0.38と優れた値となっており、最高速度は車両重量が20㎏重いRoadster Coupeの方が5km/h上回る180km/hと公表されています。
エンジンはfortwoのエンジンをベースとした698㏄直列3気筒エンジンを搭載しています。ターボチャージャーと空冷式インタークーラーを装着し、61PS、82PS、101PSの3つのバリエーションがあり(101PSはブラバス専用になります)、Roadster Coupeには82PSのエンジンが搭載されています。これらのエンジンには全て「ソフトタッチ」と呼ばれる6速セミオートマのトランスミッションが組み合わされています。このトランスミッションはっきり言って出来はあまり良くないのですが、その弱点を補っても有り余るくらいの魅力を備えているクルマなのです...
☝この真横から見たプロポーションが素晴らしい! オーバーハングがほとんど無いように見えます。
☝このボディ・カラーもまたいいですね!何ていう色なのか知りませんが、日本に導入されていたかどうかも分かりません。
☝何とも例えようがないカッコ良さ !!
☝Smart Roadsterの骨格「トリディオンセーフティセル」です。セルの一部がボディ外板として露出していて、ボディ・カラーによってはツートンカラーとなりカッコいいんです!
☝「ソフトタッチ」と呼ばれる6速セミオートマ! イグニッション・キーはこんな位置にあります。このトランスミッションの出来がよければもっとこのクルマの評価が上がるのに...
☝BURABUS Roadster Coupe、 リアタイヤのサイズは225/35R17 !!
☝BURABUSは、センター出しマフラーになっています。
☝こちらがRoadster! ノッチバックスタイルでこれはこれでGoodです。(ホイールはRoadster Coupeのものです)
☝こちらもRoadster、このボディ・カラーはなんて名なんでしょ?「シャンパンリミックスメタリック」にも負けず劣らずいい色です。
☝Roadster Coupeはメーターがブラックとなっています。
☝Roadsterはメーターがホワイトとなっています。
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