HONDA Z GS

軽スペシャルティーカーの草分けHONDA Z、私が小学生1年生だった1970年、当時すでにクルマ好き(正確には、当時の方がマニアックだったと思います)だった私に衝撃を与えた軽自動車だったのです。当時もらったHONDA Zのカタログにゼロブラックと名付けられたマットブラックに塗られたGSが載っていて、それまでの軽自動車とは一線を画す近未来的なスタイルに一瞬で魅了されました。今から50年以上も前に艶消し塗装されたクルマなんて自衛隊の車両以外見たこともなかったので、その驚きは半端ではなかった記憶があります。

このGS見た目だけはなく、ツインキャブに5速ドグミッションやフロントディスクブレーキを備えた特別なスポーツモデルだったのですが、GSはわずか10か月(GSは1971年1月発売)でカタログモデルから消えてしまいました。

ちなみに、デビュー時のエンジン形式は2輪のCB450のエンジン(DOHC)をベースとしたN360E(SOHC)で、空冷エンジンを搭載していましたが、1971年12月のマイナーチェンジでLIFEをベースにした水冷エンジンのEA型に替わり、ホイールベースも80mm延長されました。1972年11月のマイナーチェンジでは、Bピラーのないハードトップになっています。

☝F-4ファントム戦闘機をバックにしたHONDA Z、その存在感は負けていないかも...

☝初期タイプのGT、ボディ・カラーはポップオレンジ !! その特徴的なリアハッチの形状から付いたニックネームは「水中メガネ」!!

☝1971年12月のマイナーチェンジで搭載された水冷のEA型エンジン、空冷式のN360E型とは、シリンダーヘッドカバーやエアクリーナーボックスの形状が大きく異なります。

☝フェンダーミラーの形状から、PRO、ACT、TSあたりでしょうか? ナンバープレートや背景から、海外での撮影って分かります。

☝最初のマイナーチェンジ後のGTです!

☝これは、最初のマイナーチェンジ後のGLです! 2番目の画像と良く見比べれば、ホイールベースが長くなっているのが分かります。

☝これは、最初のマイナーチェンジ後のGTLです! GTLは、5速トランスミッションを搭載していました。

☝インスツルメントパネルはかなりスポーティーなデザインです!

☝ゼロブラック〈ツヤ消し〉って書いてあります。カラーバリエーションは9色も用意され   ていました。 ※初期タイプです!

☝大型のトランクケースも入りますって言いたいのでしょうか?

☝中期型までは、スペアタイヤは三分割されたリアパンパー中央から取り出す構造になっていました。

☝GS(5速ドグミッション)って書いてあるの分かります?

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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