今さらE46、今だからE46

BMWの3シリーズ(E46)も1998年のデビューなので、初期モデルでは生産されてから既に20年以上も経過していることになります。

E46の後継E90以降、モデルチェンジを重ねる度にボディ・サイズが大きくなり、今見るとE46のコンパクトさが逆に新鮮に感じられます。それは多くの方が感じていることだと思います。E46には、4ドアセダン、2ドアクーペ、4ドアツーリング(ステーションワゴン)3ドアコンパクト(3ドアハッチバック)がラインナップされていて、日本では3ドアコンパクトには4気筒の1.8リッターと2.0リッターのエンジンが、それ以外のモデルには、4気筒(1.9リッター、2.0リッター)及び6気筒(2.0リッター、2.2リッター、2.5リッター、2.8リッター、3.0リッター)のエンジンが搭載されていました。

E46でいつも悩むことは、鼻先の軽い4気筒かシュンと回る6気筒のどちらを選ぶかということ。コーナリングの楽しさなら4気筒に分がありますが、6気筒独特の滑らかさも捨てがたいものがあります。わが国では、Mスポーツパッケージが人気があります。フロントに225/45R17、リアには245/R17(モデル末期のアルティメットでは、フロントに235/45R18、リアに255/R18)と太目のタイヤを履き、硬めのスポーツサスペンションで乗り心地は良くありません。設計は古くてもBMWらしいFRのシャープなハンドリングは今も色褪せることはありません。E46、日本で乗るのにちょうどいいサイズに加え、FRなので小回りが利いて、街なかでの取り回しが楽なんです。E46はかなり売れたので今も中古車市場では多く出回っていますが、程度の良い個体は年々少なくなっています。特に5速マニュアルトランスミッションは貴重でオートマチックトランスミッションよりかなり高値で売買されているようです。

使い勝手の良いセダンもいいですが、ちゃんと大人ふたりが後ろに乗れるクーペという選択もありだと思います。セダン、クーペ共に、この時代の欧州車の例に漏れず内装のベタつきとの闘いは避けられませんが...

☝完成されたデザインというのは、ホント古さを感じさせません!

☝E46って、古臭くなるどころか、年々カッコ良くなっていると思うんですけど...

 ここのところの旧車ブームで、E46のM3も価格が高騰しています⤵

☝M3 Coupeのサイドフォルム、完璧です!

☝オプションの19インチホイールが良く似合っています...

☝M3 Coupeもカッコいいけど、ノーマルのCoupeもイイ感じですね。

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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