やり過ぎ、Yaris!!
モリゾー社長に感謝です!
久しぶりに国産車でワクワクするモデルが出てきました。
そう、WRCに勝つために生まれてきたGR Yaris !!
その中でも私は、最廉価版のRSに注目しています。というか、RSが気になって仕方ありません。理由は明白、「軽い」、「安い」、「手抜きなし」と三拍子揃っているからです。
おそらく多くの方が、GR Yaris RSは見かけだけのショボい2WDのハッチバックくらいに思われているかと思いますが、いくつかの試乗記にあるように、私が思ったとおり一本筋の通ったホットハッチなのでした。
4WDのRZ “High performance”とRZ同様、ボンネットフード、左右ドア、バックドアがアルミニウム製に、ルーフは炭素繊維強化シート成形複合素材の“C-SMC”を採用し、前後バンパーを肉薄化することにより軽量化を図り、ホイールハウスやピラー、バックドア開口部まわりの骨格構造を専用のものとし、特殊な構造用接着剤の使用箇所を全体で11m延長、ウインドシールドガラスやリアクォーターガラスの接着に高剛性ウレタン接着剤を使用したうえ、スポット溶接を約200点打ち増することにより高剛性化されたボディとなっていることや2WDのため駆動系の部品点数が少ないことからRZ “High performance”やRZに比べて約150kgも軽く仕上がっていて、並みの2WDではないことが想像できます。
とはいうものの、2WDではTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)のGA-Bプラットフォームを使うのに対して、4WDではそのハイパワー(最高出力272ps/6500rpm、最大トルク37.7kgf・m/3000~4600rpm)を受け止めるため、リヤのみひとクラス上のGA-Cプラットフォームを使っています。
これは、パワーが違いすぎるので致し方ないところでしょうか。それでもサスペンション形式はリヤに4WDと同じダブルウィッシュボーン式を採用しています。
トランスミッションはRS専用の発進用ギヤを追加したDirect Shift-CVTを搭載し、10速スポーツシーケンシャルシフトマチック+パドルシフトと相まってダイレクト感のあるスポーティーな仕様となっています。肝心なエンジンは1.5LNAとしては高出力な120ps/6000rpmを発生する3気筒の“M15A-FKS”を搭載しているので、1,130㎏の軽量ボディには十分なパワーが備わっていると言えます。さらに、タイヤとホイールはRZと全く同じ225/40R18 ダンロップSP SPORT MAXX050にENKEI製8J鋳造アルミホイール(RZ “High performance”はミシュランPilot Sport4SにBBS製8J鍛造アルミホイール)を履いていて、見た目はエンブレムのほかはブレーキキャリパーやディスクローターのサイズが違うくらいで4WDモデルと見分けることできません。(ラジエーターグリル、フロントサイドディフューザー、リアロアバンパー、リアスポイラーがRZ “High performance”のピアノブラック塗装ではなくRZ同様の無塗装のブラックとなっています)
これで、車両本体価格が2,650,000円(税込)!! これはもうバーゲンプライスというほかありません。他の4WDモデルもその性能からすれば同じくバーゲンプライスです。おそらく売れればれるほど赤字なんだろうと思います。
今時、コストのかかる専用の3ドアボディなんかフォルクスワーゲンでさえラインナップされていないんですからトヨタの本気度がわかります。“GR Yaris”なら最近個性が無くなったと言われる国産車の中でも選択する価値があると思います。
買うなら、今でしょ !! って言うか、買わないと損します...
でも、コイツが出たことで、ホンダ フィットのRSはハードル高くなったんじゃないでしょうか、もうフィットもTYPE-R出すしかないでしょう。
☝TRA京都から早くもワイドボディキットが発表されました。PANDEMブランドだそうです。
☝これは最上級車種のRZ “High performance”、4WDです。
ボディカラーは、プラチナホワイトパールマイカ!
☝このエモーショナルレッドⅡも実物はなかなかイイ色です。GR Yarisに似合っていると思います。
☝このとおりベースモデルのRSだって4WDモデルと変わらない存在感があります。
☝この角度からだとリアのフェンダーの張り出しがよくわかります。
☝ルーフは炭素繊維強化シート成形複合素材の“C-SMC”です。これがベースモデルのRSにも採用されています。
☝ボンネットフード、左右ドア、バックドアがアルミニウム製に、ルーフは炭素繊維強化シート成形複合素材の“C-SMCで軽量化!
☝ヤリスと基本的に同じデザインなんですけど、ブラック基調の配色でスポーツ色を高めています。RSのみ電動パーキングブレーキとなります。
☝フロントシートもRZと同じホールド性の高いものとなっています。ルーフトリムもブラックでスポーティーな仕様となっています。
☝高級感はありませんが、安っぽくもなくこのクラスとしては、まずまずな質感を保っています。
☝競技用ベースのRCのインテリアはセンターのディスプレイがないのでこんな感じになります。
☝何度も言いますが、このフェンダーの張り出しがデザイン上の“キモ”となります。
☝TOPにも書きましたが、これはカッコいいですね!
☝ノーマルでも迫力ありますが、これは凄いです !!
☝サイドから見るとシビックTYPE-R(EP3)っぽく見えるのは私だけ?
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