BRITISH LIGHT WEIGHT SPORTS CAR

BRITISH LIGHT WEIGHT SPORTS CARと言えば、真っ先に思い浮かぶのはLotus!

Lotusの創始者、故コーリン・チャップマンは、軽量化、空気抵抗とサスペンションに拘った設計者でした。その思想は、現在の生産モデルにも反映されています。

LOTUS ELANは1962年に登場した2シータースポーツで、FRP製モノコックボディを採用し革新的であった初代LOTUS ELITEの後継車として設計されました。ELITEとは違って鋼板製のX型バックボーンフレームにFRP製ボディという骨格に、フォード・コルティナの116E(OHV)をベースにロータス・オリジナルのツインカムヘッドに換装したエンジンを搭載し、軽快なハンドリングとあいまって人気を博し、英国のバックヤードビルダーに過ぎなかったロータスを世界的な量産メーカーに押し上げる大ヒット作となりました。

1962年のSeries1(S1)に始まり、S2ではフィクスドヘッドクーペを追加、さらにS3では2+2の+2(プラス2)を追加、最終的にはS4へと改良され進化し、2シーターモデルは1973年まで、+2モデルは1975まで生産されたようです。

近年ELANは、60年代の英国製ライトウェイト・スポーツカーの中でも高い人気を誇る車種となっており、中古車市場で高値で取り引きされています。

コンペティション・モデルの26Rは有名ですが、コンプリートカーだけでなくキット・カーとしても販売されたことや偽物も出回っているようで実際の販売台数は分からないようです。

日本には、5台の26Rが輸入されたというのが定説?でしたが、当時のインポーター「東急商事」のリストでは当時輸入されたロータス26Rは伝説のレーサー浮谷東次郎をはじめとして、瀧進太郎、豊村健一、高野化成工業の4台となっているようです。

26Rのエンジンは、コスワースとBRMのチューニングパッケージが用意されていました。面白いことに、コスワースブロックとBRMヘッドの組み合わせが高いパフォーマンスを発揮したことが調べて分かりました。

余談ですが、LOTUSの車名はSEVENなど初期の頃のモデルを除き、Eから始まるのが慣例となっています。

ELITE、ELAN、EUROPE、ESPLITE、ELISE、EXIGE、EVORA、3-ELEVEN...

☝series 2の26R、ブリティッシュ・グリーンにイエローのストライプは定番ながら、いい味出していますね!

☝series 2の26R、フロントをローアングルから見るとこんな感じ。

☝LOTUS ELAN series 1です。こうやって見ると、初代MAZDA ROADSTERが参考にしたんだろうなって思いますよね!

☝series 1のテールランプがシンプルでお気に入りです。

☝ノーマル・モデルはこんな顔しています。

☝series 1のインスツルメントパネル、クラシックですね!

1960年代だから当然か....


☝series 2とseries3のテールランプはこんな感じ。柿の種みたいでしょ!

でも、series4ではテールランプが大きくなり過ぎて好きじゃないので載せません...

☝エンジンは、60年代前半でDOHCを搭載しています。

☝当時の北米の広告、イラストがいい感じ...

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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