PEUGEOT 3008
PEUGEOT 3008は308をベースに開発されたプジョー初のクロスオーバーSUV(スポーツ・ユーティリティー・ビークル)です。フランス本国では2009年5月に発売され、日本では翌2010年6月から導入されました。
高効率なパッケージを実現するため、モノフォルム・デザインが採用されています。
そのずんぐりむっくりしたスタイルのためか、日本での販売はいまひとつパッとせず、普段滅多に見かけることはありません。でもこのデザイン、私はとても気に入っていて、デビュー当時から気になっていたんです。
所有することに喜びを覚える奥の深いデザインだと思っています。
日本での当初のラインナップはベーシックな「Premium」とラグジュアリーな「Griffe」(グリフ)の2グレードのみで、1.6L・直噴ターボガソリンエンジン(最高出力156PS/最大トルク24.5kg-m)に6速オートマチックトランスミッションが組み合わされます。
残念ながら日本仕様に4WDはありません。
ベーシック・グレードが「Premium」ってのは不思議な感じがするのは私だけ !?
2016年にフランス本国で発表され、2017年から日本で販売された二代目は、誰が見てもスタイリッシュと感じるクリーンなスタイルですが、先代の方が遥かに洒落たデザインでプジョーらしいと私は思っています。
☝この質感の高さを感じさせるデザイン、さすがです。
これは「Griffe」です。
☝ルーフはパノラミック・ガラスルーフと呼ばれるガラストップになっています。紫外線を99%、赤外線を86%カットする英ピルキントン社製の高機能ガラスが採用されているので、真夏の炎天下でも大丈夫...なはず !?
当然、電動シェードも備えています。
☝フロントマスクはこんな感じです。結構、愛嬌あるでしょ !!
☝しっとりした乗り心地なのに、コーナーで大きくロールすることなくすッと曲がるのことができるのは、「ダイナミック ロール コントロール」のおかげ。
リアの左右ダンパーをセンターモジュール(200barのガスを封入した第3のダンパー、上の図で水色部分)で油圧的に連結させ、コーナリング時のロールを抑制したり、直進時の乗り心地を向上させる仕組みになっていて、猫足と呼ばれるプジョーの足回りらしく拘った造りとなっています。
☝インテリアは5008と共通ででお洒落なデザインになっています。
☝運転席まわりも洒落ています。
☝このリアハッチは次の画像のように…
☝上下二分割で開きます。こうやって開くと、ベンチとしても使えます。
☝ラゲッジルームはフロアボードの高さを3段階のに調整することができ、使い勝手の良い造りとなっています。比較的コンパクトな外観からは想像付かないスペースが確保されています。
☝リアシートの足元フロア下にも、収納スペースがあります。
☝パノラミック・ガラスルーフなので開放感が半端ではありません。「パノラミック・ガラスルーフ半端ないって」と表現した方がインパクトあるでしょうか !?
☝二代目3008です。なんだか普通のクルマになっちゃって魅力無くなったような...
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