PEUGEOT 106

PEUGEOT 106と言えば、1.3RALLYEを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか!?

フランス国内のラリー選手権に出場するために106に設定され競技用ベースモデル。エンジンは1300ccのSOHCですが、軽量ボディとクローズドレシオのミッションとの組み合わせで軽快な走りが身上です。小さなメータパネルと赤いカーペットが印象的、後期型は1600ccとなりますが(最終的にはDOHCに)、もう前期型はRALLYEでなくても少なくなっています。後期型のS16ならまだ少なからず市場に出回っていますが、それでも低走行の程度の良い個体はそうそう出てきません。

若いドライバーが腕を磨くのにはパワーも控えめでうってつけと言えるモデルだと思います。日本でもベーシックモデルでこんなストイックなヤツを出してくれないかなー。

☝上の3つの画像は前期型です。シンプルでいいデザインですよね !! 

ラリー向けのベース車両だけあって、パワーステアリング、パワーウインドも省略されています。オプションでは用意されていたようで、それらを標準装備したPROCARという限定車もありました。


☝インテリアもオーソドックスだけど、シンプルで好きです !!

☝これは右ハンドルのイギリス仕様です。右ハンドルはエンジンルームのスペースの問題からエアコンが取り付けできなかったようで、日本には左ハンドル仕様が入って来たようです。

☝フロントマスクがウーパールーパーのようなファニーな顔になっただけでなく、ボディ剛性が上がりましたが、それと引き換えに車両重量が増加してしまいました。

☝カラーが変わるだけで印象がガラッと変わります ‼

☝RALLYEと言えば、このスチールホイール。106にはこのホイールが良く似合います !!

S16の標準アルミホイールをわざわざこの鉄のホイールに換える方も少なくありません。

☝一見なんてことない1.3リッターのSOHCエンジンなんですけど、最大出力100PS/7200rpm、最大トルク11.2kgm/5400rpmを発揮し、クローズドレシオのトランスミッションとの組み合わせで侮れない速さを見せます ‼

☝こちらが後期型1600ccのDOHCエンジンとなります。スペックは最大出力118ps/6600rpm、最大トルク14.5kgm/5200rpmです。

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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