CAMARO

CHEVROLET CAMARO、FORD MUSTANGと同じくらい好きなアメ車です。

初代マスタングと初代カマロのどちらかを選べと言われたら、「うーん」答えられません。

どちらもカッコいいですからね!!

初代マスタングもいいデザインですが、初代カマロもマスタングに劣らずいいデザインですよね。ロングノーズ、ショートデッキのプロポーションは50年以上たった今でも色褪せることはありません。その証拠に、マスタング、カマロとも先代モデルから先祖返りしたデザインとなっています。

1966年9月にデビュー、GMは1964年に発売されたフォード・マスタングの大ヒットをうけて、一度お蔵入りとなっていた小型スポーツ(開発コードXP-836)の開発を再開し、2年で完成させて発売に漕ぎつけました。

マスタングの成功がなければ、コークボトルラインの優雅なボディを纏ったカマロは世に出なかったと言えます。

1969年に大きなマイナーチェンジが施され、フロントマスク、フロント及びリアフェンダー周りのプレスライン、テール周りに手が入れられました。

しかし、販売面でマスタングの牙城を崩すことができず3年余りの短命に終わりました。


上のGMの広告は69年モデルです。

私は、抑揚の効いたコークボトルラインの初期のベースモデルが好みです。ちなみに67モデルのみ三角窓が装備されています。


1967年からSCCA(Sports Car Club of America)のTrans-Amレースにロージャ・ペンスキー・レーシングが参戦。SUNOCOがスポンサーとなったマーク・ダナヒューがドライブしたSUNOCO CAMAROは有名ですよね。シェルビー・アメリカンのマスタング等を相手に68年と69年には圧倒的な強さを見せつけました。

ペンスキー・レーシングはカマロの軽量化のためアシッドディッピング(Acid Dipping)を導入。アシッドディッピングとは、ボディを硝酸のプールの中に浸し、酸化によって鉄板の厚さを薄く加工するという過激な軽量化策のこと。当然この軽量化はボディ剛性の低下を招くことになるため、各部の補強が必要となります。


初代カマロは今でも人気があって、ヒストリックカーレースで活躍しています。

☝ これは先代のコンセプトモデル。カマロは先代から初代モデルを彷彿させるデザインになりました。

☝これは現行型カマロです。なかなかマッシブでカッコいいですよね!

とても残念なことは、昨年フォードが日本市場から撤退してしまったことです。GMジャパンは存続しており、正規輸入の新車のカマロが買えますが、マスタングの正規輸入の新車はもう買うことができません。

現行カマロ、個人的にはとても好きです。特にいいと思うのは、4気筒2.0リッターのターボモデルです。2.0リッターでも最大出力は275PS、最大トルクは40.8kg・mもありますからカマロの名に恥じない走りは健在です。3.6リッターのV6がラインナップされない日本では、6.2リッターのV8はちょっとなぁと躊躇する方でも2.0リッターならじゅうぶん選択肢に入るんじゃないかと思います。本国で販売されている、この2.0リッターの6速マニュアル・モデルならもっといいんですけど….

先代と現行モデルに限っては、マスタングよりカマロの方がカッコいいと思います!

マスタング・ファンの方ごめんなさい!!

Blog macchina

このブログは、機械、特にクルマ・バイクそして少しだけオーディオ好きなおじさんが思いつくままに書き綴るものです。

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